弁護士インタビュー

Q1:刑事・少年事件の解決実績を多くお持ちとのことですが、刑事・少年事件で先生が気を付けている点などあればお教えください。

「接見」に重点を置くことです。自分が司法修習生のとき、弁護士会の研修で「刑事弁護は一に接見、二に接見・・・」と教わりましたが、実際に実務に出て刑事事件に触れると、このことの意味を度々実感します。接見は、依頼者と弁護人とのコミュニケーションの場であり、依頼者にとって唯一外の世界との繋がりを持てる場でもあります。弁護方針の打ち合わせ等をするだけでなく、大切なご家族・ご友人との円滑な意思疎通をサポートすること、また依頼者の一挙一動を見逃さず、心境や健康状態のちょっとした変化にも気付けるよう全力で臨む必要があります。

そのため、刑事の逮捕事案では、①うしろに用事のない夜の時間帯を利用し、できるだけ頻繁に接見に行くこと、②一人一人に十分な接見ができなくなるような件数を重ねて受任しないこと、を心掛けております。

Q2:元々司法書士をされていたとのことですが、そこから弁護士の資格取得を目指した理由は何でしょうか?

前職である司法書士の仕事では、様々な不動産関連事件に「登記手続」という見地から携わりました。内容も、住宅購入や相続といった個人の事件から、ホテル資産の流動化、債務超過に陥った企業の再生といった大型事件に至るまで、数多くの案件に出会いました。

この仕事を通じて学んだのは、不動産取引という現場は、様々な利害と思惑が複雑に絡み合い、一つ間違えれば取り返しの付かない大事故に繋がる繊細な存在だということです。同時に痛感したのは、多くの場合、司法書士に依頼が来るのは登記手続という最終段階であり、それまでの当事者間の交渉、利害調整などの経緯は、依頼が来た段階では多くの場合「すでに終わった話」であるということです。

このような経験から、登記手続という枠を越えて、幅広く契約締結段階から利害関係人との交渉、係争物に関する訴訟手続に至るまで、いわば振り出しからアガリまで、あらゆる問題に思慮を巡らせ、総合的にサポートできる職人になりたいと思うようになりました。

また、前職時代に放映されたとあるTVドラマで、俳優・上川隆也さんの演じた弁護士役のカッコ良さに魅了されたことも火種となりました。

このような経緯で、齢30前後にして弁護士を目指すに至った次第です。

Q3:司法書士との兼任には、どのような強みがあるとお考えですか。

不動産登記、会社登記は、民法、会社法、不動産登記法、商業登記法といった法律を根拠とする手続であり、もちろん弁護士が担う重要な業務分野の一つです。もっとも、弁護士がその手続の詳細、手配すべき書類、法律に定めのない登記先例の扱い、登録免許税の額等について体系的な知識を得ることは非常に困難です。そのため、登記の観点を見過ごしたまま訴訟や調停を進めてしまい、後になって手続上の障害で話が進まなくなったり、依頼者に想定外の費用負担をさせてしまったりするケースが往々にしてあります。

実際私が司法書士時代、知り合いの弁護士から訴訟上の和解に基づく所有権移転登記手続を(和解成立後に)依頼されたことがあるのですが、和解調書の内容ミスで登記簿上の相手方との同一性の問題が生じ、危うく登記不能になりかけたという経験があります。その時は、「和解成立前に、もうちょっと早く相談に来てくれていたら・・・」と非常に悔しい思いをしたことを記憶しております。

当職は、司法書士時代の経験を生かし、不動産が絡む事件では常に最後の登記手続まで念頭に置いた解決までの筋道を立て、適切なアドバイスするよう努めております。そして、登記に限らず、常に多角的な視点から、相手が何を知りたがり、何を求めているのかをいち早く捉え、疑問に思うであろう事柄を予測し、それに的確に応答し、相手を安心させる・・・これを当然のようにできる専門家を目標にしております。

Q4:「学校法務」にも対応されているとのことですが、具体的にはどのような内容になりますでしょうか。

いわゆる狭義の「学校」の他、専門学校、学習塾、語学教室その他各種スクール等教育機関の法務全般を取り扱っております。

小・中学校、予備校などの教育機関に知り合いが多くよく相談を受けるのですが、これまで受任・相談対応をした中では、受講者や保護者、近隣住民からのクレーム処理、問題ある従業員に対する対処等などが多いです。また、弁護士1年目から法教育活動で様々な学校を訪問させて頂いており、学校生活を巡るトラブルについては常に最新の傾向をキャッチするよう注意を払っております。

近年、教育現場の情報はインターネットその他のメディアを通じて比較的簡単に得ることができ、市民の権利意識の向上も相まって、「顧客」である学生生徒・保護者等の教育機関に対する目は、一昔前に比べても非常に厳しいものとなりました。

クレーム等のトラブルに対して適切に対処することはもちろん大前提ですが、それ以上に、そのようなトラブルを未然に防ぐための規則や社内システム、有事対応マニュアルを構築しておく予防法務の観点が重要となります。

何かご不安があれば、些細なことでもお気軽にご相談下さい。

Q5:プライベートな話になりますが、お仕事以外の時間はどのように過ごされていますか。 

体を動かすことでは、卓球が好きです。長年の趣味が高じ、仲間内の練習や大会などで汗を流して気分転換しております。ちなみに中国式ペンを使用しています。あとは楽器を演奏するのが好きで(高校まで吹奏楽部でユーフォニアム、大学時代はビッグバンドでトランペットを吹いておりました)、現在でも学生ビッグバンドのOB・OG仲間と不定期でライブ演奏などを行うのが貴重な時間となっております。

また最近ですが、民事事件の関係で中国の方と接することが多くなったのを機会に、中国語の勉強を始めました。概ね週1ペースでレッスンを受けております。

Q6:最後にこのホームページをご覧になって、先生に相談しようと考えている方に一言お願いします。

あらゆる士業の中でも、弁護士と依頼者と付き合いは長期間に渡ります。もし調停や訴訟になれば、短くても半年、長ければ3年でも5年でも、二人三脚での共同作業を続けることになります。したがって、自ら言うのも何ですが、弁護士を選ぶ上で一番見るべきポイントは、その弁護士との相性及び信頼関係が築けるか否かだと思います。

そのため、最初に相談を受ける際には、自己の有する知識経験をフル回転させるとともに、自分のキャラクターを全てご相談者に見て頂くつもりで臨んでおります。そして、緊急性のある場合を除き、事件の依頼については一度持ち帰ってご検討頂くことを心掛けております(その場で即、依頼を勧誘することは原則いたしません)。「一度話を聴いてもらったら、契約しなければならない雰囲気になるのでは・・・?」とお思いの方は、どうぞ安心してご相談頂ければと思います。

インタビュー:法律相談お探しネット

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