弁護士紹介
ご挨拶
当サイトをご覧いただき、ありがとうございます。
弁護士・司法書士の櫻庭知宏と申します。
私は、東京地方裁判所より徒歩圏内の港区西新橋にある「虎ノ門第一法律事務所」にて、主に刑事・少年事件、学校法務その他民事事件の各種リーガルサービスを提供しております。また、東京司法書士会港支部所属の司法書士として、特に民事事件については不動産・法人の各種登記手続まで含めたトータルなサポートをさせて頂いております。
経歴
昭和53年生 | 幼少期をペルー(リマ市)で過ごす |
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平成9年 | 聖光学院高等学校(横浜)卒業 |
平成14年 | 慶應義塾大学法学部法律学科卒業/同年司法書士試験合格 司法書士あおば綜合事務所入所 |
平成15年 | 司法書士登録 |
平成22年 | 上智大学法科大学院修了/同年司法試験合格 |
平成23年 | 最高裁判所司法研修所修了(64期) |
平成24年 | 弁護士登録/川合晋太郎法律事務所入所 |
平成29年 | リソルテ総合法律事務所入所 |
令和2年1月 | 虎ノ門第一法律事務所参加 現在に至る |
私は大学卒業後、司法書士の資格を取得し、約5年間司法書士業務に従事しました。
司法書士時代は、様々な不動産関連事件に登記手続の視点で携わり、住宅の購入・相続といった個人事件から、不動産の流動化、不良債権のバルクセールといった大型事件に至るまで、数多くの取引の場を経験しました。
その後齢30に差し掛かるころ一念発起して弁護士を目指し、法科大学院へ進学しました。
弁護士になろうと思ったきっかけは、司法書士業務を通じて大小多様な案件に接するうち、登記手続という枠を越えて、契約締結段階から利害関係人との交渉、係争物に関する訴訟手続等に至るまで、不動産に関する法的問題を総合的にサポートできる専門家になりたいと思ったことです。
平成22年冬に司法修習を終え、四ツ谷にある法律事務所で弁護士としてのスタートを切りました。
この事務所では、不動産取引に関連する事件はもちろん、医療訴訟や金融商品取引法に絡む消費者事件など多岐にわたる事件に出会いましたが、私がここで得た最大の財産は刑事弁護事件です。
刑事事件は、例えば「家族が逮捕された」等、相談を受けた段階で急ピッチの初動を要することが多く、受任したその日から連日連夜、深夜まで警察署の留置施設に通い詰めることも数知れず・・・体力的に限界ギリギリの状態を幾度となく経験しましたが、その度に「今、この依頼者の味方になってあげられるのは自分しかいない。」という信念で弁護活動に邁進しました。
長期間の勾留中、何度も接見で依頼者のケアをしながら根気よく裁判官を説得し、ようやく釈放されたときの、依頼者やそのご家族の本当に嬉しそうな姿、安堵の表情が印象に残っています。
平成29年に、リソルテ総合法律事務所に移籍し、今度は相続や遺産分割、離婚等の家事事件を中心とした多種にわたる民事事件を取り扱いました。また、教育機関の運営に関わる民事事件の経験をもとに、いわゆる学校法務について精力的に取り組みました。
現在は、令和2年1月新設の「虎ノ門第一法律事務所」に所属しております。新しく生起する多様な案件への対応力と、時宜にかなった最先端の解決力を備えた法律事務所の一員として、社会の要請に応えていくべく引き続き精進する所存です。
業務方針
私は、以下の3点の方針を立てて業務に取り組んでおります。
1.刑事事件での“接見重視”
司法修習生時代、私は、指導担当の先輩弁護士から「刑事弁護は一に接見、二に接見・・・」と教わっており、刑事事件を担当する際には、常に「接見重視」をモットーとして取り組んでおります。このため、委任契約で接見回数に制限を設けたり、接見回数によって追加手数料を頂いたりすることはしておりません。
また、依頼者から特別な指定がなければ、接見は基本的に夜の時間帯、つまり一日の仕事の一番最後に行くことを心掛けています。身体を拘束され外部との交流を制限された被疑者・被告人にとって、弁護人は数少ない貴重なコミュニケーション相手ですので、後ろに予定が控え、時間を気にするような状態で依頼者と向かい合いたくないからです。
2.“足を運ぶ”こと
民事・刑事問わず、私は可能なかぎり、争いの元となった場所(取引対象の不動産、交通事故の現場、刑事事件の発生場所等)に、フットワーク良く足を運ぶことを心掛けております。
また、依頼者との打ち合わせは弁護士の事務所内で行うのが一般的ですが、私は(場所や依頼者の意向にもよりますが)できるだけ、最低一度は、依頼者の自宅や事業所等に伺って打ち合わせをすることを推進しております。もちろん、会話の秘密が守られる環境にあることが大前提ですが、依頼者自身の日常生活・業務に触れることにより、法律事務所の応接室では見えてこない事実を発見することもあるからです。
3.依頼者の心の負担の軽減を
当たり前のことですが、事件の受任・処理に際しては、依頼者が納得されるまで慎重に案件の検討・協議を行い、考えられる最善の方策を模索することを心掛けております。
目の前の依頼者にとって最善のサービスは何かを常に考えながら、事件を解決に導くこと、それによって依頼者の心の負担を少しでも和らげることに全霊を注ぎたいと思います。
「私の心情を汲み、親身になって力を尽くして下さったので、依頼して本当に良かったです。」・・・弁護士1年目、担当案件が不本意な結果に終わり落ち込んでいた自分に、依頼者の方がかけて下さったこの一言が、以来、私の弁護士業務の糧になっております。
役職等
平成24年1月 ~ 現在 | 東京弁護士会法教育センター運営委員会 委員 |
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業務分野
- 刑事事件(一般刑事弁護、少年事件)
- 民事・家事事件(不動産関連紛争、会社関係訴訟、相続・遺産分割等)、学校法務・法教育活動
- 不動産登記(売買・相続登記等)・法人登記(会社設立・役員変更等)申請手続
執筆・監修等
監修 | 平成18年 | 書籍「会社のつくり方~段取りと手続きのすべて」 日本実業出版社(監修) |
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執筆 | 平成26年 | 書籍「賃貸住居の法律Q&A」住宅新報社(共著) |
執筆 | 平成30年 | 書籍「中小企業必携 労務対応マニュアル」清文社(共著) |
趣味・特技
卓球、金管楽器(トランペット)