個人経営している習い事教室のWEBサイトやパンフレットに、実際の講義を撮影した写真(特に受講生たちが真剣な表情で話を聞いている様子を撮ったもの)を掲載したいと思っています。どのような点に気を付ければ良いでしょうか。

写真に写る受講生の肖像権を侵害しないよう、その受講生(未成年であれば保護者)からの真摯な承諾を得ておく必要があります。

肖像権とは、自らの容貌・姿態をみだりに他人に撮影されたり、撮影した写真等を公表・利用等されたりしない権利として最高裁判例で認められたものです。容貌に限っていないので、「顔さえ写っていなければ良い」というわけでは無い点に注意が必要です。

そして、肖像権の要素の一つとして、誰もがプライバシーの権利(私生活上の情報をみだりに公開されない権利、自己に関する情報をコントロールする権利)を有しています。受講生の中には、その塾や習い事に通っていることを他人に知られたくないと思っている人も沢山いるでしょうし、写真自体はOKでも、WEBに載るのであれば少しでも良い写真にして欲しいと思うのもまた当然のことです。

したがって、受講の様子を撮影するにあたっては、受講生に前もって撮影日時と撮影の目的を明確に伝えた上で、事前に承諾を得ておく必要があります(教室全体の雰囲気にもよりますが、できれば書面で承諾を得た方が無難でしょう)。また、実際にWEB上に掲載を決めた写真に写っている方については、アップ前に掲載予定の画像を見せ、再度了承を得るといった配慮が必要かと思われます。

よく、何の予告もなく当日に写真業者がやってきて、「掲載されたくない方はあらかじめ申し出て下さーい」という口頭のやり取りだけで撮影を始めてしまうケースを目にしますが、このようなやり方は被写体の真摯な承諾があったものと評価されず、後々トラブルになる危険性をはらんでいると考えます。

なお、具体的に人物の顔が判別できる程度の写真を利用する場合、個人情報法保護法との関係も問題となり得ます(個人情報保護法については別に記事投稿予定です)。

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